おとそ、お雑煮、おせち料理
お正月の食事である、おとそ、お雑煮、おせち料理などのしきたりについて紹介しています。お正月に関する知識として覚えておきましょう。
■お屠蘇(おとそ)とは
お屠蘇とは、「屠」は退治する、「蘇」は病魔という意味で健康を願うものです。元旦の朝、新年のあいさつを交わした後に、若い順に一口ずつ飲んでいきます。男性は片手で杯を持ち、女性は両手で杯を持ちます。
■お雑煮
お雑煮は神様にお供えした餅や大根などを元旦の朝汲んだ「若水」で煮て食べたのがはじまりです。
地方や家庭によって、材料や調理法は様々です。すまし汁、白みそなど地方によって様々な味があります。
■おせち料理
おせちの材料は語呂を合わせた縁起物がたくさんあります。
・かぞのこは子孫繁栄
・黒豆は「まめに働き、まめになる」
・こんぶは「よろこぶ」などです。
一の重は甘味、二の重は酢の物、三の重は焼き物、与の重は煮物です。四は「死」につながるので「与」の字を使います。