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結納の形式

結納の形式は地方によって異なります。往復型結納(関東)、片道方結納(関西)などがあり、正式な結納から略式の結納まで結納の形式を詳しく紹介しています。

結納とは昔の縁起物を集めた結納品を使う儀式です。結納を行わないカップルが増えてきていますが、それでも最も一般的な婚約の形式といえます。

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往復型結納(関東)

 主に関東以北で行われている結納の形式です。男性側、女性側が結納品を用意し、交換します。

 最近は、両家が一ヵ所に集まり略式の結納を行うようです。

  正式には仲人が男性側の結納品を女性側に届け、女性側から受書と結納品を預かり男性側に、最後に男性側からの受書を女性宅に届けて完了となります。
  このように、男性側と女性側の結納品を交換する往復型結納は「結納を交わす」と言います。

 結納金は男性側が100万円を送った場合、女性側からは50万円を贈ります。これを「半返し」と言います。男性側からの結納金は実際には半分となります。




片道型結納(関西)

片道型は男性側から女性側に結納品を届けて、受書を男性側に届けて完了です。

結納を行う際に、仲人に受書と「おため」という結納金の一割を渡します。仲人が男性側に受書と「おため」を届けた際に、男性側は謝礼金として「おため」を仲人に渡します。

  この「おため」を仲人が結婚の祝い金にあてる仕組みになっています。仲人への正式な謝礼は挙式後に渡します。

片道型の結納は「結納を納める」といいます。

 

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